special feature My BABY&Me

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vol.01
代官山 蔦屋書店 店長
本所 優さん

様々な分野で活躍されている先輩ママ、パパへのインタビューから「自分らしいライフスタイル」を紐解いていく「My BABY&Me」

vol.01では、「ライフスタイルを発信する書店」として、2011年に渋谷区にオープンした代官山 蔦屋書店の店長、本所 優 様をご紹介。お仕事の傍ら、3歳/6歳/8歳の三児のママでもある本所様が大切にしていること、目指す姿についてお話をうかがいました。

代官山 蔦屋書店

“森の図書館”をコンセプトに2011年12月5日にオープン。
アート・デザイン系の書籍や雑貨を幅広く揃え、カフェスペースも併設した洗練された店内は、今やおしゃれな書店の代名詞となっている。

“書店の店長”という仕事は、わかりそうでなかなか具体的にはイメージできないのですが、ふだんどのようなことをされているのでしょうか。

本だけではなく、雑貨を扱ったり、イベントを行ったりと“ライフスタイル”を提案するお店なので、いろんなことをやっていますね。1日の流れで言うと、朝礼をして、前日の売上を確認して、売り場をチェックして...といった感じです。その合間に施設長やイベントスペースの利用希望の方と打ち合わせが入ったり。あとはシフトの作成とかですね。

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売り場づくりなどもされるのでしょうか。

蔦屋書店の特長の一つに“コンシェルジュ”という売り場の編集権を持つスタッフが店舗にいる、というものがあります。コンシェルジュが、自身の権限で商品の選定をし、コーナーを作り、イベントの企画運営も行っています。
店長の役割としては商品軸でどうこう、ということよりも「スタッフが働きやすい環境づくり」や、「空間としてお客様の居心地のよいものにしていくということ」が主なものだと捉えています。

スタッフを束ねていく、という立場において大切にされていることはありますか?

スタッフが成長できる環境を作るということですね。「こういう企画をやってみたい」といった相談を受ける機会が多いのですが、なるべく「ダメ」と言わないようにしています。法に触れない限り(笑)。失敗しても経験から学ぶことは多いと思うので。
また、一方でコンシェルジュのような企画を作れるスタッフにスポットライトが当たりがちなのですが、日々お客様とカウンターで接客している販売スタッフも評価されていくようにしたいと思っています。その思いから、アルバイトの販売スタッフもステップアップできる道を作るということに取り組んできました。

本所さん自身もレジに立つことはあるのでしょうか?

はい。お客様と向き合うことは居心地のいいお店づくりに欠かせないと思いますので、なるべく立つようにしていますね。

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お子様の行事や病気などでお休みしなければならない場面もあると思いますが、そのあたりはどう都合をつけていますか?

チームでシフトを組んで動いていますので、調整はしやすいのかなと思います。

シフト制だと、お休みや勤務時間が不規則になることもあるかと思います。ご家庭でのサポートはどのような感じでしょうか?

実は主人は元同僚でして、私の状況をよく理解してくれています。今は転職して別の仕事に就いているのですが、リモートワークなので、子どもの送り迎えを両方やってくれたり、遅くなる日は寝かしつけもしてくれています。下の子は「パパとママ、どっちと寝る?」と聞くと即答で「パパ!」って言うくらい(笑)

それは心強いですね。家族で出かけるときはどのような場所に行きますか?

道の駅とか行ってますね。子どもが遊べるスペースが併設されていますし、あとは子どもと一緒に野菜を選んだりしています。

野菜を一緒に見てくれるんですね!

意外と楽しそうに買い物してますよ。一緒に選ぶと、普段食べない野菜も食べてくれますね。

児童書が充実していると感じたのですが、ご家族がお店にくることはあるんですか?

あります。週末に絵本の企画などの子ども向けイベントを行うときは、なかなか休めないので、子どもを連れて通勤して、そのままイベントに参加してもらったりしています(笑)。半休が取れるときは合流して一緒に帰ったり。

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仕事と家事・育児では使っている脳が違うというか、モードの切り替えが必要かなと思いますが、そのあたりの切り替えはどうされていますか?

通勤時間が結構あるので、そこでネットスーパーの注文をしていることが多いのですが、そうしているうちに自然と切り替わっていくという感じですね。

仕事と家事以外のリフレッシュの時間などはどのように設けていますか?

寝かしつけのあとにドラマを見たり、夫婦でお酒を飲んだりという感じですね。あとは一番下の子とのお風呂。このくらい(3歳)の子の話っておもしろいですよね(笑)

子育てでお世話になってたアイテムや、読者の方におすすめのものなどあれば教えてください。

やっぱり本屋さんなのでこれですね。『はらぺこあおむし』のボードブック(写真左)。これ実際に私が使っていたものなんですが、3人の子どもが引っ張ったりしてきたのに、まだまだしっかりしています。数字も覚えられておすすめです。
あとはこのフィンガーパペットブック(写真右)もお出かけのときなんかはよく持って行っていました。

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最後に、店長として母として「こうありたい」と思う姿などあればお聞かせください。

こうして店長としてフルタイムで仕事ができているのは家族のサポートがあってこそ。協力してくれている家族に誇れる仕事をしていきたいと思っています。大人はもちろん、子どもたちもどんどん遊びに来て、本を好きになってもらえるようなお店づくりをしていきたいです。

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