おんぶ紐と抱っこ紐の違い

最近では、抱っこ紐を愛用するママパパが圧倒的に多数派となっていますが、インターネット上の子育て情報では、おんぶを推す声もよく目にします。
おんぶの何がいいのか、おんぶ紐はどんなものなのか、抱っこ紐と何が違うのか、おんぶ紐もあった方がいいのか…気になるおんぶの疑問、解きほぐしていきましょう。

おんぶって、何がいいの？

おんぶすることの最大のメリットは、赤ちゃんの重さによる負担が減らせることです。
重たい荷物もリュックに入れて背負うと軽く感じるように、重さのあるものは、体のお腹側より背中側にある方が楽に感じられます。
また、体の前面が空くことで家事などがしやすくなるのも大きなメリットです。抱っこに比べて、作業効率は格段に上がります。
「ながら」作業ができるのも忙しいママには嬉しいポイント。
後追いが始まると赤ちゃんのもとを離れづらくなりますが、おんぶなら、赤ちゃんとスキンシップしながら家事ができるので時間ロスが減らせます。用を足しながら寝かしつけができるのも、おんぶ派ママがおんぶを推す理由のひとつです。

そんな便利なおんぶですが、赤ちゃんの顔が見えないため注意が必要です。おんぶの時間が長すぎて疲れていないか、様子に変化がないかなど、こまめにチェックする必要があります。

おんぶ紐はいつから使える？

生まれてすぐの赤ちゃんは、重たい頭を支える力がまだ備わっていません。まだ首がグラグラしているのにおんぶをすると、頚椎を傷めるなど、重大なケガや障害につながる危険があります。絶対に避けましょう。
おんぶができるようになるのは、赤ちゃんが自分で頭を支えられるようになってから。その状態を「首がすわる」と言います。
成長の早さには個人差がありますが、首がすわるのは、生後4ヶ月頃が目安です。

抱っこ紐が主流なのはなぜ？

昭和40〜50年代頃までは、子育ての必須アイテムといえばおんぶ紐でした。赤ちゃんを背負って両手に買い物袋を下げて歩いたり、ご近所さんと立ち話に花を咲かせたりするママの姿がよく見られたものです。
しかし最近は、赤ちゃんをおんぶして出かけるママを見かけることはほとんどありません。抱っこ紐が圧倒的に多数派です。

抱っこ紐を使うと、肩や背中、腰など上半身全体を使って赤ちゃんを支えられるため、腕だけで抱っこするより格段に楽です。抱っこしながらも両手が空くから色々なことができるし、体の前に赤ちゃんがいるから顔が見えて安心。いつでも赤ちゃんをハグすることもできます。利便性と安心感が、人気の秘密と言えるでしょう。
デメリットとしては、体の前面に赤ちゃんがいるため、ママパパの足元が見えづらいことが挙げられます。つまずいて転ばないよう、抱っこ中はふだん以上に足元に注意しましょう。

最近は、いくつものメーカーから、いろいろな抱っこ紐が発売されています。その構造や機能、価格は、まさに千差万別。
多くはおんぶにも兼用でき、3〜4歳まで使えるものもあるため、購入時の値段はおんぶ紐より高額ですが、コスパは良いと言えます。ただし、商品によって推奨する使用開始時期や耐荷重量が異なるため、しっかり吟味してから購入することをお勧めします。

どんな抱っこ・おんぶアイテムを選べばいい？

抱っこ紐を愛用するママパパが多数派を占める中、最近、特に人気を集めているのがヒップシートキャリア（ヒップシート付き抱っこ紐）です。
ヒップシートとは、その名の通り、お尻を乗せる台座のこと。赤ちゃんを座らせた状態で抱っこするため安定感が増し、ママパパの肩や腰への負担も軽減されます。赤ちゃんが成長して重くなってきても、比較的楽に抱っこできるのが大きな特長です。
ヒップシート単体でも使える商品を選べば、横抱きのサポートにも活用できるため、生まれてすぐから使えて、授乳や寝かしつけの際などにも役立ちます。

BABY&MeのBELK-S firstセットは、赤ちゃんの体を包み込むキャリアパーツと腰ベルトタイプのfirstパーツ、ヒップシートがセットになった商品です。ヒップシート単体での使用ももちろんOK。
首まわりを優しく包み込むキャリアパーツのおかげで新生児期から対面抱っこが可能で、首がすわればおんぶ、腰がすわればfirstパーツをヒップシートに切り替えて前向き抱っこもできるようになります。20kgまで楽にかつ安全に使用できるため、新生児から4歳頃までと長く使えるのも魅力のひとつです。

BABY&Meは、取扱店で試着ができるほか、公式オンラインストアでは自宅に届けるレンタルサービスを提供しています。使いやすさをぜひ体感してください。

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