ヒップシートの種類を解説!〜持ち運びに便利なコンパクトタイプから重くなってもずっと快適な抱っこ紐タイプまで〜
1.ヒップシートとは?
名前の通り、赤ちゃんのお尻を乗せる台座がついた抱っこ用アイテム。
ウエストポーチのような感じで腰にベルトを巻き、台座部分に子どもを座らせて使用します。
重さをしっかる支えるため、ママパパの腕や肩への負担が軽減できます。
ヒップシートにも種類があり、抱っこ紐のように肩ベルトがついたタイプもあります。
従来の抱っこひもは、肩ベルトタイプ・腰ベルトタイプ・スリングタイプに大きく分類されますが、ヒップシートキャリアは従来の分類にはない新しいタイプの抱っこ紐となります。
2.ヒップシートを使うメリットとデメリット
肩や腰への負担が少なく、ちょっとした移動に◎
ヒップシートは台座がついているので、赤ちゃんの体重を分散でき、肩や腰への負荷を軽減できます。着脱がしやすく、スムーズに赤ちゃんをのせたり、おろしたりできるので、ちょっとした移動などにも便利なのがポイントです。
両手が空かないのが難点
一般的な抱っこ紐に比べると、台座部分がかさばるのが気になりますよね。 ヒップシートは、腰ベルトをサッと巻くだけで簡単装着できるシンプルな構造なので、ベルトなどがごちゃつかず、ベビーカーの下などに簡単に収納することができます。
子どもを両手で支える状態で抱っこするため、両手が空かないのもデメリットです。 長時間抱っこする場合は、抱っこ紐と使い分けるか、抱っこ紐のように肩ベルトがついているヒップシート(ヒップシートキャリア)を使用するのがオススメです。
3.ヒップシートはいつからいつまで使える?
一般的には腰がすわってお座りができるようになる生後6~36か月頃まで使用できるタイプが多いです。中には、新生児期から使用できるタイプもあります。
商品によって、それぞれ異なるので、必ずチェックするようにしましょう。
4.ヒップシートの選び方
種類で選ぶ
ヒップシートには大きく分けて3つのタイプがあります。
「腰巻きタイプ」
ウエストポーチのように、ベルトを腰の位置に巻いて使用する腰巻きタイプは、台座部分に赤ちゃんを座らせた状態で抱きかかえるので、肩に体重の負担がかからないのが特長です。
「肩掛けタイプ」
肩掛けタイプは、腰だけでなくショルダーベルトが付いているため、赤ちゃんの体重が分散され、腰への負担が軽減されます。赤ちゃんを抱きかかえる際の安定感もアップするので、抱っこスタイルの幅が増えるのもうれしいポイントです。
「抱っこ紐タイプ」
抱っこ紐タイプのヒップシート(ヒップシートキャリア)は、両肩に一般的な抱っこ紐のような形状のベルトが付いているので、両手が自由になるのがメリット。重さを抱っこする側(ママ、パパ)の重心に近い位置で支えるため、肩や腰への負荷が軽減されます。
月齢に合わせて選ぶ
商品によっては、新生児期から使用できるものもあります。
商品ごとに対象の月齢が異なるため、購入する際はチェックが必要です。
新生児期は、まだ座っていない首をしっかりと支えられるタイプを選びましょう。横抱きする際に、ヒップシートの台座を活用することで、手や腕への負担が軽減できます。
よりヒップシートが活躍するのが、一般的に赤ちゃんが歩きはじめる1歳~1歳半頃。赤ちゃんが重くなり、抱っこ紐で支えるのが辛くなってくる時期で、抱っこしたり、歩いたりを繰り返すようになった時に、スッとのせたりおろしたりできるので便利です。
安全性をチェック
おしりに当たる部分にすべり止めや落下防止ベルトが付いたものなど、安全への配慮が行き届いた商品を選ぶようにしましょう。赤ちゃんが座った際に自然な姿勢を保てるよう台座に角度をつけて設計されているものもあります。安価な商品の中には、簡易的な素材で作られた台座などもあるのでご注意を。
折りたたみタイプはコンパクトに持ち運べる
使いやすさを兼ね備えた機能が付いているタイプを選ぶのも◎。
折りたたみタイプは、台座部分を折りたたむことによって、よりコンパクトに持ち運ぶことができ、便利です。
ただ、コンパクトになると持ち運びが便利という反面、ベルト等が簡易的であったり、子供が大きくなるにつれ台座の素材がお腹に食い込んでしまったり等、装着時の負担が大きくなってしまうことも…。
韓国や中国、欧米諸国など、主に海外で使用されていた歴史を持つヒップシートは、販売国に合わせて設計されている場合もあるので、しっかり自分に合うサイズかどうかも装着時の快適さに繋がる大きなポイントと言えます。
収納ポケット付きがおすすめ
ウエストベルトにポーチが付いていたり、台座の内側にポケットが付いたタイプは、スマートフォンや鍵、コインケースなど、外出時の必需品を入れておくことが出来るので便利。
手荷物が少なくなるので、身軽に外出できると人気です。
5.まとめ
種類や機能面など、様々なタイプがあるヒップシート。 お店での試着やレンタルサービスなどを利用して、実際に使い心地などもチェックするのがおすすめです。
ぜひ、ご自身に合った、快適に使えるヒップシートを探してみてください。
BABY&Meでは新生児から使えるヒップシートキャリアのレンタルサービスを行っています。気なる方はお気軽にお問い合わせください。