お出かけのときはもちろん、家事をするときや寝かしつけなど、子育てには欠かせない抱っこ紐。先輩ママパパに聞くと、子どもが重たくなったり歩き出したりすることをきっかけに「卒業」を考え始めるようです。

抱っこ紐からの卒業は、いつ頃?

一般的には、1~2歳の間に抱っこ紐を卒業するケースが多いようです。
しかし、赤ちゃんの成長度合いや環境によって状況は変わるため、一概にいつ頃がベストとは言えません。
成長が早くて体重もどんどん増える子もいれば、平均より小さく軽い子もいます。動きが活発な子も、静かな子も。子育て環境も、ママひとりで家事をしながら子供の世話もしなければいけない家庭もあれば、サポートが得られやすい家もあるでしょう。

そういった様々な要因から、抱っこ紐卒業を検討する時期も変わってきます。製品によって耐荷重量が異なるため、それによって使用をやめなければいけないケースもあるかもしれません。

先輩ママパパが抱っこ紐ライフに終止符を打ったきっかけは、どのようなことが多いのでしょうか。

抱っこ紐卒業のきっかけは?

抱っこ紐卒業の大きな理由のひとつは、ママパパの体への負担です。赤ちゃんの平均体重は、男女ともに1歳半で10kgを超え、2歳で12kg前後になります。抱っこ紐を使うことで重さによる負担が軽減されるとはいえ、10kg以上ともなると長時間の抱っこは辛く感じられるようになってきます。腰や肩・背中の痛みなどを理由に、抱っこ紐から離れるママパパは少なくありません。

赤ちゃん自身が抱っこ紐を嫌がるようになるケースもあります。成長とともに窮屈に感じたり、動きを制限されることを嫌がったりして、泣いたり動いて抵抗したりするのです。それで抱っこ紐を諦めてしまうというのも、きっかけのひとつです。

また、個人差がありますが、1歳前後になると早い子は歩き始めます。歩けるようになると、本人が歩きたがることが多く、ママパパも自分で歩かせる方が楽なので自然と抱っこ紐を使う機会は減っていきます。

抱っこ紐の代わりになるものは?

お出かけの際などに抱っこ紐を使わなくなると、代わりの移動手段はどうなるのでしょうか。

重さによる負担が原因で止めた場合は、ベビーカーへ移行するのが一般的です。完全に赤ちゃんの重さから解放されるので、肩や腰の痛みも解消されます。

もう歩くようになっていれば、自分で歩かせるのもひとつの選択肢です。ただ、最初から長く歩けるわけではないので、歩いたり抱っこしたり…を繰り返す時期がしばらく続くでしょう。
そんなときは、ヒップシートがおすすめです。ベルトを腰に巻くだけで装着できるので抱っこ紐のように手間がかからないし、台座に座らせて抱っこするので腕も楽。
おしりを乗せているだけなので、抱き下ろしも簡単にできます。

抱っこ紐卒業後も、抱っこの機会は意外と多い?

お出かけ中、歩いていた子どもが「疲れた、抱っこ」とねだってくるのは、よくあることです。眠くなってしまったときも、ベビーカーがなければ抱っこするしかありません。熱を出したときなども、抱っこする必要が生じたりします。
5歳前後くらいまではそういったことが頻繁に起こり、抱っこニーズは意外と多いと言えます。

子どもの体重はどんどん重くなり、3歳で13〜14kg、4歳になると15kg前後程度になります。補助なしで抱っこするとあっという間に腕が疲れてしまい、腰が痛くなってきます。そういう場合も、ヒップシートを使うと負担は大幅に軽減されます。積極的に活用しましょう。

長く使えるおすすめの抱っこ紐は?

 BABY&MeのBELK-S firstセットは、赤ちゃんの上半身をホールドするキャリアパーツ、首すわり後から使えるヒップシート、おしりを優しく包む腰ベルトタイプのfirstパーツという3つのパーツで構成されています。

首すわり前はfirstパーツ+キャリアパーツ、首すわり後はヒップシート+キャリアパーツと組み替えることで長く使えます。また、ヒップシートだけを単体で使うこともできるため、新生児期の授乳時や寝かしつけ、抱っこ紐卒業後のちょい抱きサポートにも大活躍。

これが1つあれば、生まれてすぐから3~4歳までの長い間、買い替えや買い足しをせず快適に使えるのでおすすめです。

 

BELK-S firstセットは、公式オンラインストアでレンタル可能。29泊30日の「お試しレンタル」か、月々のお支払いで気軽に試せる「サブスクレンタル」から選べます。